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Movie

今日は映画について。 映画館で観たり、スマホで観たり、それぞれ鑑賞方法に違いはあるけれど、今まで観た本数は353本。Filmarksというアプリで一応記録をつけていて、遡れば子供のときに観たゴジラシリーズなんてのも含まれてる。当時は、1本900円ぐらいで観れたよね。

映画マニアでもないんだけど、イラストレーターを始めてからは、作業のお供としてパソコンの隣にスマホを置いて映画を流していることも増えました。残念なことに字幕映画は英語が聞き取れないので、どうしても気になるものは吹替えにして観たりしています。

あまり意識してなかったけど、どうして映画を観るのか、映画のどこが好きなのかを改めて考えてみました。普段、自分のことを語るのが苦手なのは、こんな風に深掘りしてこなかったからなのかな。良い機会。

観る理由は、3つありました。

まず、「うっわぁ、この色の表現すてき…」と色にときめくシーンが突然出てくることがあります。特にそこをポイントとして謳ってない映画、たとえばホラー映画であっても、色彩表現に恋する瞬間がある。そして、その色で私も絵を描きたいと強く思う。といった体験が度々あるので、また次も観たくなるのだと思います。

そして、2つ目。 オープニングの配給会社のロゴが登場するシーンが、各会社ごとに違ってどれもかっこいい。そして、同じくオープニングのタイトル紹介の時のタイポグラフィのこだわりと言ったら!それは、映像に被せて文字が入ったり、はたまたベタ塗りの画面に文字がパキッと入り込んだりとさまざまで。スマホで観てる時には、思わずスクリーンショットを撮りたくなるけれど、おそらく著作権の関係でそれは出来ないようになっていました。文字と色の使い方、これにも心を掴まれてしまうという魅力があります。

そして、最後に3つ目。 やっと中身の話になってきます。登場人物のその行動に至るまでの心の変化を知りたい。何が理由なのか。 コメディ系はあまり選んでこなかった気がする。楽しい嬉しいの気持ちの理由より、悲しい辛いの気持ちの理由を知りたいというのは、どういうことだろうか…。人が闇に足を踏み入れそうな時の心理描写のパターンを自分の中にストックしておきたいのかもしれない。ここの部分はまた改めて考えていけたらと思います。とにかく、人の心の動きを見たい。

以上3点、私が映画を観る理由でした。 これからもまだ知らない色、文字、心の動きと出会っていきたい。自分の描く日々の絵にも何かしら現れてくる気がする。楽しみ。